更新日:2025年10月7日 / 山田
令和7年7月7日時点のベースアップ評価料の算定割合(届出割合)が、厚生労働省の分科会資料で公表されています。
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)は、病院で89.6%、有床診療所で50.6%、医科診療所で40.3%となっています。
歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)は、歯科診療所で36.2%となっています。
病院ではほとんどの病院が届出をしており、診療所では4割前後が届出しているようです。
同じ資料の中で、賃上げ率の資料も掲載されています。
産業全体での賃上げ率は2023年3.2%、2024年4.1%ですが、医療・福祉に絞ると、1.7%、2.5%と、賃上げ率は低い状態のようです。
10月から最低賃金も更に上がり、既存の従業員についても賃上げができないと離職や、将来の採用にも影響が出てくることは懸念されます。